キングコング西野さんのお金の奴隷解放宣言を読んで。クリエイター殺し?お金の格差を考える。

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お疲れサマンサあんじゅ先生です。
キングコング西野さんのLINEブログ読みました。

お金の奴隷解放宣言。

小学生の子が西野さん達が作り上げ、印刷にもこだわった2000円の絵本を「高くて買えない」と言った。
西野さんはそれを気にかけ、インターネット限定で無料公開に踏み切ったというわけです。

素敵なお話ですよね。そんなシェアがたくさんSNSで行われてました。
私はここに「なんか違くねぇ!?」と言いたいわけです。
私は一年半前までなにも不自由しない大学職員として働いていました。もちろん正職員、ボーナス2回、有休20日、残業代は全額出ました。
5年働き、私はこのまま終わるのか!否、ずっと好きだった絵をやるぞと、仕事を辞めてイラストレーターを名乗り始めました。
今、順調に仕事が来てます。他の方からも羨ましがれます。そうやって夢を追いかけたかったと。
齢28歳(3月で29ちゃい♡)そんな同年代の女性の思いも背負ってやってやんぜと、イラストの仕事から恋愛コラム、漫画家、アイドルっぽいこと、イベント企画・司会者、デザイナーと出来るもの、出来そうなものを勉強して仕事にしています。

なんでやれるかというと、所謂スクールカーストの下の下にいたからです。
裕福でもない、見た目も良くない、勉強も普通、スポーツは小さいことからやっていた水泳しか出来ない。
小学校1年生の頃、絵を描いてたらクラスの男子に絵を描いていたらバカにされたことはいつまでも覚えています。
その悔しいなという気持ちって、大人になった今、私のバネになっている。
あと、欲しい漫画が見たくて、母に「水泳のタイムが切れたら買ってあげる」と言われ猛烈に練習した記憶がある。

その小学生はなにも考えないで書き込んだかもしれない「お金がないから絵本が買えない」と。
それですぐ大人が「じゃあ無料公開ネ☆」とすぐに渡していいんだろうか。なんて昭和的な考えてかと思うかもしれないが、なんでも思い通りになることって子どもたちのためになるんだろうか。
スクールカーストの上の方。見た目も良い、スポーツができて発言することによってみんなが付いて来た、学生のことが楽しかったなぁと悔やんでるイケイケだった皆々様。
私は今が楽しいぞ。
作ったものや、やったことが、人に喜んでもらって且つお金になって帰ってくるんだから。いいだろ!

これがなにかしらの理由で出来ない。という悔しい思いと努力は、絶対将来自分のためになる。
また、クリエイターにお金が入らないことは、クリエイターを殺すということ。その人は別の仕事につかなくてはいけない。
キングコング西野さんのファンの人をたくさん知ってる。コントも昔から見ててかっこよくて大好きだった。
作品をみんな巻き込んでチームで作ることも新しくてすごいと思う。
でも無料でそんなすごい作品を公開されると、我々貧乏クリエイターは死んじゃうんですよ…。ぜったいそっち行っちゃうじゃないですか…!
見てない人います?見たほうがいいですよ!
大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開

書きこんだ小学生のチミっ子はせっかくのチャンスを無駄にしてはいけない。この本を見てなにを思った?
私は、お涙ちょうだいの作品と思ったね。生きてない物体と優しい人間のよくある設定。
そう、生まれやお金の格差をひっくり返すために努力することの凄さと、達成した後の人の心の動き。
人に振り向いてもらうためになにをする?手に入れるためにどうすればいい?
自分と違うものに対して差別した人間と差別したくないけどせざる終えなくなったルビッチ。一人は弱い。経験もお金もない子どもはもろい。
強くなるための選択肢はたくさんある。選んだ道を頑張らなきゃと思いました。
チャンスをもらった裕福なチミっ子諸君。
インターネットがある幸せな世代だ。
与えたものは必ず返ってくる。ルビッチがプペルにしたこと、プペルがルビッチに返したもの。
4年かけて作ったものを無料公開に踏み切ること。見たチミっ子が成長して何を返すのだろうか。

無料公開は反対ですが、見れてよかったです(オイ)
私は私なりに価値を付けて、そしてその価値が上がるように、努力して生きます。

 

 

若林杏樹

前職の先輩と台湾行って来ました。台湾記はまたこんど٩( ᐛ )و

台湾

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@wakanjyu321
恋愛コラムニスト兼漫画家・イラストレーター。大学卒業後、大学の営業職員として全国を訪問。その後、今まで培った恋愛経験を生かし、恋愛コラムニストに。全国の迷える女子のため、モテ仕草からメイクまであらゆるモテテクを発信している。秘書検定2級、心理カウンセラー2級所持。




ABOUTこの記事をかいた人

あんじゅ先生

昭和が生んだ天才美少女漫画家。 新卒で私立大学職員として入職。 超ホワイトな職場で5年間働くも、長年の夢を叶えるために脱サラし、フリーの漫画家に。全くの無名、ツテなしから、SNSを営業ツールとして駆使し、 幅広く活躍中。