小幡和輝くんの『学校は行かなくてもいい』 元大学職員の私が読んで&漫画を担当して。

大学職員をまる5年勤め退職。
脱サラして漫画家となり3年目の夏、すこぶる猛暑。
ついに紙の書籍に漫画が掲載されました・・・!(号泣・初紙媒体)

 

起業家・小幡和輝くん(@nagomiobata )の『学校は行かなくてもいい』のエピソード漫画を担当させていただきました
あんじゅ先生こと、若林杏樹(@wakanjyu321)と申します。

 

 

今回は私が脱サラして漫画家になるまでと、本の感想も交えながら、
感想や思いをお伝えできればと思います。

 

 

 






 

 

 

 

〝選択肢〟や〝可能性〟を広げていいという気づき

 

 

まず私には、この本の感想を綺麗にまとめたりすることが出来ないことを伝えておきます(土下座)
あと、不登校の経験もない。
そして大学の職員でもありますので、どちらかというと学校側の人間です。

「学校に行かなきゃいけない」
と考えていました。

 

じゃあ学校生活エンジョイしていたかというと、全くの逆。
スクールカーストの底辺とは私のことだ! と言えます。

 

小学校の時から「漫画家になりたい」と夢見ていたのですが、

なんにせよ、現在とはちがって絵を描く人は〝オタク〟や〝マニアック〟と虐げられ人権がありませんでした。

 

小学校1年生の時、自由帳に絵を描いていたらクラスの男の子にバカにされたのをよく覚えています。別に恨んでもないですが、バカにしなくていいじゃん!と今でも思いますw

 

中学校からアトピーや容姿のことで指を刺され笑われたりした経験。
高校まで彼氏できず、「青春とはファンタジーの世界であり、二次元」と諦めてマンガを読み、アニメに萌え、ゲームをする〝腐女子〟でありました。

 

「学校に行かなきゃいけない」そして、「親の言うことは守らなきゃいけない」と考えていたので、特に不登校も暴走もすることなく淡々と生きていました。
大学デビューしてモテ始め、またサークルは漫画研究会に入って自分の作品を人に見せてオタ話で盛り上がる楽しいひとときを過ごしたので、
大学の良さを広めようと大学職員となり、全国の受験生に対する入試広報の部署に入職しました。

おそらく何度か『不登校になる』ポイントはあったものの、
スーパーポジティブなため、ならなかっただけなんだと振り返ると感じます。

 

 

不登校経験者を嫌悪もしませんが、自分がなることはとにかく怖い。
怖くて怖くて、無理をしてしまう人はたくさんいます。
だからこそこの本を、不登校に悩む方・経験者の方だけでなく様々な人に読んでほしいです。

冒頭に著者の小幡くんも言っているんですが「正しい不登校のやり方」が書いています(笑)
私このフレーズ好きなんですよ。
笑えます。
だって自分自身「怖い」とおびえていた不登校を経験して起業して、結果だして書籍出版してるんですもん。
漫画で言うドテーン!とコケた様な笑い。目からウロコってやつです。

 

もしこの本を私が高校の時見たら、「夢は叶わないし、特別な人以外追いかけてはいけない」と選択肢を捨て可能性を断つこともなかったのかなぁ。

 

まぁスーパーポジティブな私は、イヤイヤ入学した大学が楽しくなっちゃって母校の職員までなれて、その経験が現在の仕事の仕方や漫画に生きていたりするので親に感謝しています。

 

 

 

 

元大学職員が語る、定時制や通信学校に対する考え

(ジャックナイトにて小幡君とともにアピール!)

 

 

この本の「学校に行かない」時の選択肢として定時制高校などが挙げられます。
私は大学の入試担当のため、大学受験に関係あるかないか・・・に対する答えをお伝えします。

 

 

私は「ない!」とキッパリ言っちゃいます。

 

 

まぁこの世に100%はないので、「うちの大学はちがいまっせ」と言われるとスミマセンって感じですが・・・

 

入試方式には特に問題ないです。
定時制にも指定校推薦枠出してますし、著者の小幡くんが受けた様にAOや推薦入試受験資格もあります。

 

 

入試広報の仕事に高校訪問があったのですが、
定時制の先生に会ったり、通信学校の生徒と面談したりもしました。
・・・というのも、これは入試職員のさじ加減な部分もあり、
同じ部署の職員は「進学校の優秀な生徒が欲しい!」と高校訪問する人が多いです。

 

よく担当地区の通信学校の校舎で入試受験対策の講義をしたんですが、
上司は良く思ってない人もいたみたいです。

 

定時制・通信制、また普通過程の生徒関係なく高校生に伝えていたのが
「いちおー今からうちの大学説明するけど、ほかの大学も見てくれよ」と言ってました(笑)

とにかく今やりたいこと決まっている子は少ない。
いろんなものが学べるという事実を理解して欲しい。そして様々なものを見て選んで欲しい。
受験勉強はやりたくないけど、大学は入試が必ずある。
選択肢が広がるから、本当にやりたいことを諦めない為に勉強してみてはどう?と、伝えておりました。

 

進学したい学校の資料は全部親が捨てちゃったんで
偏差値だけで大学をテキトーに選んだ経験があったので、
私の説明で大学進学に興味を持ち、他の大学に行ってもそれはそれでイイんです。(志願実績的にはダメなんですがw )

 

 

興味を持てる選択肢を増やして、可能性が広がる。
ウーン最高だなぁ。

 

 

 

24pの漫画を描いた感想

 

話をいただいた時はウキウキだったんですけどね・・・。
マジで量が多くて描いてる時辛かったです(泣)

 

 

ええ、漫画家辞めようと思いました!

 

 

ま、まあ終えた今言えるのは、「辞めようと思ったくらい真剣に取り組んだんです〜><」ですね・・・ハイ。
著者の小幡くんや、出版元の健康ジャーナルの担当の方には本当に土下座したいくらい締め切り伸ばしてもらいました。
この場を借りて、謝らせてください。
本当にすみませんでしたッ!

 

出来上がって、めっちゃ嬉しいんですよ〜〜。
やっぱり紙に印刷された自分の漫画は感慨深い。
「改めてここ、マジで修正したい!」みたいな部分もあるんですが・・・
出来て良かったなぁとしみじみ思っています。

 

嬉しすぎてですね、
漫画描いたギャラで・・・

『学校は行かなくてもいい』50冊自腹購入しました〜〜〜っ

 

 

自腹50冊、サイン本買ってくれキャンペーン

 

ハイハーイ
と言うことで、50冊ご用意しました!
みんな、サイン本欲しいでしょー!?!?(無理やり)

 

自腹サイン本買ってくれキャンペーンのスケジュールをお伝えします。

7月20日 【発売記念プレゼント】5冊抽選無料プレゼント企画!(ツイッターでお伝えします)
7月21日 【直接購入】A8イベント横浜にて出没
7月22日 【発送】20冊限定!AM11時よりツイキャスにて著者小幡くんコラボ!その場で購入・入金確認後発送します!(20冊限定・送料はあんじゅ先生負担)
7月23日 【直接購入】東京駅周辺(ツイッターでお伝えします)
7月24日以降 未定!交通費出してくれる人いればどこでも行きます!

 

でございます。
目玉は22日に小幡くんが都内の水道橋でイベントするんですが、
そこの準備中に乗り込んでコラボキャスして小幡くんのサインももらっちまおうという企画です!

あんじゅ先生のツイッターをチェック

 

 

フゥウウ〜〜〜
漫画家なのに販促・販売イベントもやっちゃう〜〜!

どうですか〜〜、欲しくなっちゃいました〜〜!?
皆さまのご注文心よりお待ちしております。

 

また、是非とも書店でもお買い求めください。
そしてアマゾンでも買えます。 著者の小幡くんがもう熱いレビューも書いていますので、是非検討中の方は見ていただけると幸いです。

 

\『学校は行かなくもいい』amazonでチェック/

 

 

本はすっきりと読みやすく、2、3時間ほどで読み終わりました。
小幡くん以外にも
家入一真さんなどの不登校のエピソードも掲載されております。
私の漫画は、著者の小学校から現在までを描かせていただいております。

 

 

小幡くん、私を漫画担当に任命してくれて本当にありがとう!

そして、以前から応援してくださっているみなさま・・・
本当に本当に応援してくださいましてありがとうございます。

あんじゅ先生と名乗って偉そうにしてますが、偉くもなんともないんです。
漫画家は読者の方がいなきゃ価値も何もない。
みんなが見て、読んでくれて、やっと生きてられるってもんです。

 

 

本当にありがとうございます。
買って、読んで頂ければこれ幸い!

著者、小幡君の講演会付きのプランもあります。

 

 

(ちなみに小学校の時衝撃を受けた作品は種村有菜先生が描いた『神風怪盗ジャンヌ』です)

 

 

 

 

 

記事を書いた人

若林杏樹@wakanjyu321

 

あんじゅ先生の欲しいものリスト☆

(更新しました。ガチで欲しいものばかり)

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漫画家・イラストレーター。昭和が生んだ天才美少女です。 イラスト担当した書籍はAmazonで1位。前職は大学職員の入試課。 秘書検定2級、心理カウンセラー2級所持。

 

お仕事等のご依頼はこちらから。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

あんじゅ先生

昭和が生んだ天才美少女漫画家。 新卒で私立大学職員として入職。 超ホワイトな職場で5年間働くも、長年の夢を叶えるために脱サラし、フリーの漫画家に。全くの無名、ツテなしから、SNSを営業ツールとして駆使し、 幅広く活躍中。