【プロ漫画家に聞く】多くの漫画案件を獲得できるようになった方法とは?

「漫画で稼ぎたいけど、まず何をしたらいいか分からない」
「漫画家で食べていけるようになりたい」
「漫画家のオンラインサロンに入ろうか迷ってる」

かえで
漫画家に憧れているけど、自信がなかったり、行動する勇気がでなかったりする方もいるのではないでしょうか。

実際に漫画家として活躍している方が、どうやって案件を獲得しているのか気になりますよね。

そこで今回は、オンラインサロン内で漫画案件を多く獲得している、漫画家かとひとさんにお話を伺いました!

記事の内容
  • 漫画家になったきっかけ
  • 漫画家として成功した理由
  • 漫画案件を獲得するコツ
  • サロンに入ってよかったこと

ほかにも、サロンで案件を獲得する立ち回り術や、これまで請けたなかで大変だった仕事なども教えていただきました!

「漫画で生活できるようになりたい」と考えている方は、ぜひ内容を参考にしてみてください。

インタビュー相手

名前:かとひと

  • 小学生のころから漫画を描く
  • 現在はフリーランス漫画家
  • 自分の恋愛体験をまとめたKindle本発行中

\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/

漫画家になったきっかけは「あんマンサロン」

かえで
インタビュアーのかえでです。本日はよろしくお願いします!

かとひとさんは、もともと漫画がお好きだったんですか?

かとひと
はい!小さい頃から絵を描くのが好きで、趣味で二次創作や同人誌を描いていました。

今は、スナックと漫画家を掛け持ちしています!

かえで
二足のわらじ...!すごいですね。

1ヶ月だけサロンに入ることを決意

かえで
漫画家になったきっかけは、絵が好きだったからですか?

かとひと
いえ、あんマンサロンがきっかけです!

漫画家になりたいといえる環境だったので、私も口に出して目指してみようと思いました

あと、サロンで漫画家の仕事をいただけたことで自信がついて、開業届を出しました。

かえで
そうなんですね!サロンのことはどこで知ったんですか?

かとひと
Voicyであんじゅ先生を知って、サロンにも興味を持ちました。

初めてのオンラインサロンだったので、とりあえず1ヶ月だけ様子を見るために入ってみようかなと!

サロンを継続した理由

かえで
1ヶ月経ったあともあんマンサロンを継続した理由について、お伺いしてもいいですか?

かとひと
個人的に描いている漫画に、指摘や意見をもらえたことです

先生から本をいただいたので、そのお礼の漫画を3ページくらい書いたんです。

そしたら先生が「めちゃくちゃうまいじゃん!」と言ってくれて。

それまで自信がまったくなかったんですけど、そのときの褒め言葉やアドバイスがスッと自分のなかに入ってきたんですよね

かえで
なかなか自分の絵にフィードバックをもらえる環境ってないですよね…!

かとひと
そうなんですよ!先生お忙しいのに、丁寧に見てくれたり意見をくれたりするので、サロンに残りたいなと思いました。

漫画家になる前の経験が活きて、案件獲得

かえで
かとひとさんは絵がお上手なので、初めから漫画家として成功されていたんですか?

かとひと
全然です〜!最初の1〜2ヶ月はアイキャッチやバナーの仕事をいただいていて、漫画家として大きな仕事を請けたのは3ヶ月後でした。

かえで
3ヶ月でも早い気がしますが、どうしてそんなにすぐ漫画家のお仕事をいただけるようになったんですか?

かとひと
たぶんなんですけど、これまでずっと漫画を描いてきたからだと思うんですよね

あんマンサロンきっかけで漫画を描き始めたわけではなくて、これまで趣味で描いたり、同人活動したりした経験があったからこそだと思います。

なので「20〜30ページの漫画を描いてほしい」という依頼にもすぐに手を挙げられていました!

漫画家として稼げるようになる前にやるべきこと

かえで
駆け出しの方だと漫画を描くことに慣れていないと思うのですが、漫画家で稼ぐならまず何をしたらいいと思いますか?

かとひと
長編漫画を描くことに慣れていない人もいると思うので、20ページが難しいという方は5〜10ページくらいの少ないページ数を2〜3ヶ月に1回描ききって、それを繰り返すのが大切かなと思います

かえで
なるほど、漫画を描く体力をつけるイメージですね…!

漫画家として案件獲得するためのTwitter活用法

かとひと
あとは、Twitterに自分が描いたイラストや漫画を1日1回あげるのも、すごくいいと思います!

かえで
実際に、かとひとさんもTwitterで漫画をあげられていますよね!

かとひと
自分の作品を常にちょっとずつあげていくと、モチベーションになるし見てもらえたり、覚えてもらえたりするのでおすすめです!

かえで
Twitterからお仕事につながることってあるんですか?

かとひと
ありますよ!最近だと、1年前くらいにTwitterに載せたものを再投稿してみたら「漫画、拝見しました!」という方からお仕事をいただけました。

かえで
同じ作品をもう一度載せるというテクニックもあるんですね。

かとひと
結構勇気がいるんですけど、漫画家仲間もやったほうがいいよといっていたのでおすすめの方法です。

自信がなくても、仕事は安く請けない

かえで
漫画家で食べていくために、かとひとさんが案件の金額設定で気をつけていることは何ですか?

かとひと
安く仕事を請けるのではなくて、相場相当の金額を設定することです。

かえで
なるほど…!具体的にはどういった価格でお仕事を請けられているのでしょうか?

かとひと
例えばモノクロ1枚8,000円〜、カラー1枚1万円〜という感じで、それより低くしないようにしています。

そして次から仕事を請けるときは「これだけの仕事をやっているから1ページ1万2,000円に設定しよう」というように、少しずつ値段を上げています。

かえで
金額を高く設定するのって、結構勇気が必要ですよね…。

かとひと
私はネガティブなほうなので仕事を安く請けちゃいがちだったんですが、困ったらオンラインサロン内であんじゅ先生に相談できるので、あまり金額を落とさないでいけている気がします。

メンタル的にも(笑)

かえで
駆け出しのときでも、安くしないほうがいいのでしょうか?

かとひと
「今はまだ駆け出しだから安くやります!」というのも悪くはないんですが、相場相当の金額を設定すると仕事に対してのモチベーションや責任が持てるので、できるだけ下げないほうがいいと思います

かえで
参考になります!

サロンで案件を獲得する立ち回り術

かえで
サロンで案件獲得するために、どういう工夫をされていますか?

かとひと
とにかくレスポンスを早くしたり、案件のラフ画をあげたりしています!

漫画関係の案件だったら、立ち姿やアップ、コマを割ってみたりなど、クライアントがイメージできるラフをポートフォリオと一緒に提示するようにしています。

かえで
たしかに、完成漫画をイメージできるラフがあったらクライアントも依頼しやすそうですね…!

かとひと
あとは、返信できる時間や電話対応可能なことを伝えたり、納期を早めに設定したりして自分を売りこめるといいかなと思います

ほかには「やったことはないけど、精一杯がんばります」「自信はないけど、やる気はあります」などの、相手が不安になるようなフレーズはいわないように、と先生から教えていただきました。

サロン経由で請けたLP漫画案件で大苦戦

かえで
かとひとさんは、サロン内で多くの案件に携わってきたと思うんですが、そのなかでも大変だった仕事についてお伺いしてもいいですか?

かとひと
当時の実力に合っていない大きい仕事をいただいたときですね。

完成形に近づいてから「ちょっと違うな…」となって、もう1回描き直しました。

結局、納品まで3ヶ月かかりました…。

かえで
3ヶ月かかる案件って想像できないですね...。どういうお仕事だったんですか?

かとひと
LP漫画ですね!クライアントの過去やお仕事を紹介をして、LINEに誘導するみたいな。

最初は30ページくらいのボリュームだったんですけど、1ヶ月経ったあとにガラッと修正して、最終的には50ページほどになりました。

かえで
20ページもボリュームが増えるのは、かなり大変そうですね。

かとひと
サロンメンバーの方にアシスタントをお願いして、なんとか納品できたんですが、本当にラスト1週間くらいまでヒーヒーいっていました…。

かえで
具体的にどういうところが大変でしたか?

かとひと
初めてのLP漫画だったんですが、正直うまく作れなかったんです。

シナリオを作った先方は漫画についてあまり詳しくないので、本来私がちゃんと考えて「多分こうしたほうが人を惹きつけますよ」という提案をしてあげなきゃいけなかったと思いましたね。

かえで
自分から提案したほうがいいんですね…!

かとひと
先方からいわれるがままの仕事をやっているようじゃだめなんだな、とサロンの先生やほかの仲間の意見を聞いて気づけたので、少年漫画を読んで起承転結などをもう一度勉強しました。

結果的に作り直したものを喜んでもらえたので、よかったです!

かえで
漫画の構成を基礎から勉強したんですね。

その仕事を受けて、よかったことは何かありますか?

かとひと
自分の経験値がすごく上がったところですね!

すごく大変で後悔もしたんですが「どうしたらもっとよくなるだろう」と何度もその仕事について考えて、結果的に最初よりもいいものを納品することができました。

あんマンサロンに入ってよかったこと

かえで
改めて、サロンに入ってよかったと思うことをお聞きしてもいいですか?

かとひと
私の場合ですが、漫画家としての一歩を踏み出せたことが一番よかったと思っています。

あとは、安心感があるところですね!

先生に漫画を見てもらえるし、サロンには漫画家以外にも弁護士やデザイナーなどいろんな職業の方がいて、困ったら相談できるので安心できます。

かえで
たしかに、専門家に相談できるのは心強いですね!

かとひと
また、お金を払って真剣に漫画家として食べていきたいと思っている人たちが多く集まっているので、頑張ろうという気持ちになります

定期的に開かれる勉強会の内容はアーカイブに残るので、後からじっくり学べるのもありがたいです!

かえで
自分のタイミングで学べるのは嬉しいですね。

かとひと
ほかにもサロン内で積極的にコミュニケーションをとると、仲良くなった人と一緒に朝活をしたり、私のようにサロンメンバーと一緒にラジオをやったりできるので、活動の幅が広がりますよ。

今後の目標は自分の本を出版すること!

かえで
では最後に、かとひとさんの今後の目標について教えてください!

かとひと
自分の書籍を出版したいと思っています。

いま、Kindleで下記の2冊を出版しているんですけど、

どちらも個人出版なので、本屋さんにある書籍のようにバーコードや登録記号が付いた本を出すのが夢です。

あとは、大好きなカープと関わる仕事をしてみたいと思っています!

かえで
素敵な目標ですね。ありがとうございました!

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あんマンサロンは、プロの漫画家である若林杏樹が運営する、マンガ家と読者・顧客を結ぶオンライン型の交流サロンです!!

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あんじゅ先生
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