
「私って漫画家に向いているのかな…?」
「向いている人ってどんな性格?」
「向いていなかったら、どうすればいい?」
と悩んでいませんか?
漫画家になりたいけど、自分が向いているのか不安になりますよね。
そこでこの記事では、プロ漫画家の私が以下の内容を解説します!
- 漫画家に向いている性格7選
- 向いていない4つの性格と対処法
- 漫画家に必要な3つスキルと身に付け方
- 漫画家以外の3つの道

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漫画家に向いている性格7選

漫画家は特殊な職業なので、向いている性格が存在します。
全部で6つ紹介するので、自分に当てはまっているか確認しましょう!
- 強い気持ちがある
- 細かい作業が好き
- 想像力がある
- 説明力がある
- 人の意見を聞ける
- オリジナリティがある
- 管理能力が高い

1. 強い気持ちがある
「漫画家になりたい!」という強い気持ちがあることが、非常に大切です⭐
漫画家は、売れるまで時間がかかることがある過酷な職業です。
何度も賞に応募したり、出版社に持ち込みをしてもデビューできないかもしれません😢
また、SNS上に漫画をアップしても、誰も読んでくれないかもしれません。
いつデビューできるか、デビューしたら稼げるという保証はなく、精神的につらい仕事です。
また、ヒット作を出しだあとも、次回作に期待が高まり、プレッシャーになります。
「それでも漫画家になるんだ!」「売れ続けるんだ!」という気持ちを持って、漫画を描き続けることが大事です。

2. 細かい作業が好き
漫画家というと華やかなイメージがありますが、実際には細かい作業を行うことも多いです。
- 背景の建物を描く
- トーンを貼る
- ベタ塗りする
また、他の漫画の分析や資料集めなどの地道な作業も多い仕事です。
「漫画家は、ストーリーを作って、ラフに仕上げれば、あとはアシスタントさんが描いてくれる!」
と思う方もいるかもしれませんが、アシスタントがつくのは売れている漫画家だけです😢
売れる前は、基本的に自分で全部描く必要があるので、細かい作業も楽しめる人は漫画家に向いているといえます!

3. 想像力がある
漫画家がストーリーを作るのには、想像力が不可欠です⭐
実体験に基づいた漫画じゃない限りは、0から物語を作り上げていきます。
例えば、ファンタジーやSFの漫画を描きたいときは、独自の世界で生活している人を想像しなくてはなりません。
想像力に欠けた漫画は、リアリティが薄くなってしまうので、想像力のある人が漫画家に向いています。

4. 説明力がある
漫画をしっかり理解してもらえるような、説明力がある人が漫画家に向いています💖
漫画を描く際には、自分で作ったルールや言葉が出てくる場合があります。
ルールや言葉を理解できないと、読者は漫画についていけなくなりますよね。
例えば『ONE PEACE』の中には、悪魔の実という特有の果物がでてきますが、説明がなければ読者は理解できません。作中で「食べると特殊能力が手に入るが、泳げなくなる」と分かりやすく説明する必要があるのです。
他にも、バスケットボール漫画を描く際には、トラベリングやファールなどのルールについて説明する必要がありますよね。
バスケットボールをやったことない人でも、楽しく読めるように説明することが大切です。
キャラクターのセリフやナレーションを使ってもOKなので、読者にしっかり説明できる力が大切です💖

5. 人の意見を聞ける
客観的なアドバイスを受け入れられる人は、漫画家に向いています😊
自分で考えたストーリーに愛着が湧いてしまうと「これはこの世で一番おもしろい!」と盲信的になりがちです。
しっかり他人の意見を聞いて、悪いところを直していかなくてはなりません。
もちろんすべて受け入れる必要はありませんが、中には自分の漫画をヒットに導く大切なアドバイスもあります。
1人で漫画を描いていると迷走することがあるので、人の意見を聞いて取り入れていきましょう。

6. オリジナリティがある
他人の漫画を真似するだけではなく、自分のオリジナリティを出せる人が漫画家に向いています💖
例えば、絵柄であっても「一目見ただけで〇〇先生の絵だ!」となる場合がありますよね。
個性的な絵や特徴的な絵は、覚えてもらいやすく、ファンもつきやすいです。
ストーリーでも、既存の漫画を真似するのではなく「これは斬新だ」と思われることが大切です。

7. 管理能力が高い
管理能力が高い人も、漫画家に向いています!
漫画家には常に締め切りがつきまとうので、スケジュール管理を自分で管理しなくてはなりません。
- 起床時間や就寝時間
- 構成の締め切り
- ペン入れの締め切り
などの細かい部分は決まっておらず、自分で考える必要があります。
さらにアシスタントを雇う場合は、特性や性格を活かして管理しないと、能力を活かしきれません。
どんな絵柄で、どの作業が得意なのかを考えて、作業を依頼し、管理していきましょう⭐

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漫画家に向いていない3つの性格と対処法

残念ながら、漫画家に向いていない人もいます😢
向いていない性格3つとその対処法を解説するので、ご確認ください🥰
- 世界観へのこだわりが強すぎる
- ストーリーを考えられない
- 継続できない

1. 世界観へのこだわりが強すぎる
自分の表現したい世界観が強すぎて、読者のことを考えられない人は漫画家に向いていません。
- 設定が細かすぎる
- 自分で作った言葉を作中にたくさん使う
- キャラクターが多い
などをしてしまうことが多いです。
読者は、漫画のストーリーについていけないと読むのをやめてしまいます。
作りたい世界観だけを大事にするのではなく、読者が負担なく読み進められるかというのを考慮しましょう。
編集者や友達などに漫画を読んでもらい、分かりやすいかを聞いてみてください。

2. ストーリーを考えられない
絵を描くのは好きだけど、ストーリーを考えるのは苦手という場合は、単独で漫画家になるのには向いていません😢
漫画には、絵と同じくらいストーリーが大切です。反対に絵があまりうまくなくても、ストーリーの面白さで売れている作品はたくさんあります。
自分で物語を作るのが苦手という人は、以下の3つの方法で対策してみてください。
- 自分の経験を漫画にする
- ストーリー作家と組む
- ビジネス書の解説漫画を担当する
考えなくてもいい自分の体験を作品にしたり、弱点を補ってくれる人とタッグを組んだりすると、自分の絵の実力をフルに活かせます!
漫画にストーリーは重要なので、対策を考えましょう!

3.継続できない
漫画はある程度のページ数を描かなければならないので、継続できない人は向いていません😢
また絵の練習も毎日のようにやらないと上達しないので、飽きてしまうといつまでもスキルが身につかないでしょう。
継続が苦手な人は、描く前に長いストーリーを考えるのではなく、キャラクターを作って短編から描き始めるのがおすすめです。
1話も描けないという人は、4コマ漫画やイラストを1ページ描いてSNSなどにアップしてみてください。
ファンがついて、モチベーションが上がるかもしれません。

【向いていない性格でもOK】漫画家に必要な3つスキルと身に付け方
漫画家になるには性格は大切ですが、スキルも重要です!
こちらでは漫画家に必要なスキルを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 画力
- 想像力
- 国語力

1. 画力
漫画家になるには、とにかく画力が必要です!
どんなにストーリーが面白くても、絵が上手でない漫画はあまり読む気がしないですよね😢
画力を高めるためには、たくさん絵を描くことが重要です。
身の回りのものをモチーフにしたり、好きな漫画模写するなど絵をたくさん描きましょう!
描いたあとは、第三者に見てもらいアドバイスをもらうと上達しやすいです。
友達や家族に率直な感想を聞いて、絵を修正してみてください。

2. 想像力
漫画には、自分の作った世界でキャラクターがどう動くのかを想像する力が必要です。
実際に描く前に、世界観やキャラクターをしっかり想像しましょう!
想像するのが苦手な人は、売れている漫画を分析するのがおすすめです。
漫画を読み込んで、設定やキャラクターの心情などを観察してみましょう。

まずは自分の好きなことから想像しましょう!
3. 国語力
ストーリーや世界の設定を読者に理解してもらうために、漫画家は国語力が必要です😍
ナレーションとキャラクターのセリフをうまく使って、物語を進めていきましょう。
ナレーションが多すぎたり、セリフが不自然だと、読者は困惑するので、適度なバランスに保つのが大切です。
すでにヒットしている漫画を参考に、どんな言葉でどうやって説明しているか分析しましょう!
また、複雑な設定にしすぎないことも大切です。

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漫画家以外の道もある!絵が活かせる3つの仕事
こちらでは、絵が活かせる3つの仕事について紹介します!
- 漫画家のアシスタント
- イラストレーター
- アニメーター
漫画家じゃなくても、絵を描くことを仕事にできます。ぜひチェックしてみてください!

1. 漫画家のアシスタント
漫画家のアシスタントは、漫画家のサポートをする仕事です。
主に、以下の仕事を行ないます。
- ペン入れ
- ベタ塗り
- ホワイト
- 消しゴム
- トーン貼り
- 効果線
他にも、掃除や料理などを頼まれる場合もあります。
最近では、デジタル機器を取り入れている場合も多く、デジタル知識も重要です。
デジタル漫画の場合、漫画家の自宅に行かずに、リモートでアシスタントできることもあります。
漫画家アシスタントの月給はおよそ18万円ですが、中にはプロのアシスタントといて月収50万円ほど稼いでいる人もいます🥰

2. イラストレーター
イラストレーターは依頼された媒体に合わせて絵を描く仕事で、ゲームなどのキャラクターや本の挿絵、ポスターやチラシなど多くの種類があります。
制作会社やプロダクションに所属する会社員イラストレーターやフリーランスが一般的ですが、副業で活動している人も多いです。
フリーランスや副業の場合は、1枚単位でイラストが依頼されるのが一般的ですので、自分のペースで活動できます。
プロイラストレーターの平均月収は18万〜24万円、副業の場合は平均月収は5万円〜10万円です😊
人気によって給料が大きく変動するので、大きく稼げます!

3. アニメーター
アニメーターは、アニメを作る絵を描く仕事です。
テレビで放送されているアニメには、1秒間に24枚の絵が必要になり、その絵を描いていくのがアニメメーターの仕事です。
仕事内容は原画と動画の2パターンに分かれています。
原画は、アニメのもととなる、キャラクターの主要な動きを絵に描く仕事です。
動画は、原画と原画を埋めて、アニメーションにした際に動きをなめらかにする仕事です。
原画→動画→作画監督→作品監督とステップアップしたり、漫画家やイラストレーターに転身する人もいます。
アニメーターの月収は平均20万円ですが、特に新人が安い傾向にあり、ステップアップしていくと上がっていきます🥰

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