「私って漫画家になれるのかな…」
「なれない人の特徴を知りたい!」
「漫画家になるには、なにをしたらいい?」
と悩んでいませんか?
漫画家になれる人はほんのわずかなので、自分はなれるのか不安になりますよね。
そこでこの記事では、実際に書籍を出版しているプロ漫画家のあんじゅ先生が、以下の内容を解説します!
- 漫画家になれない人の7つの特徴
- なれる人の7つの特徴
- いますぐすべき5つのこと
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
漫画家になれない人の7つの特徴
ズバリ、漫画家になれない人の特徴は以下の7つです。
- 自己流で描く
- 人の意見を聞けない
- いきなり長編を描く
- 継続力がない
- 人に見せるのを嫌がる
- 受け身の姿勢
- インプットorアウトプットばかりする
1. 自己流で描く
漫画にはルールがあるので、自己流で描く人は漫画家になれません。
ルールを守っていない漫画は読みにくく、読者に誤解を与える可能性があるからです。
例えば、コマ割りのルールには以下のものがあります。
- 左から右に読む
- 次に読むコマの間隔は狭く
- 注目してほしいコマは大きく
漫画家になりたい人は、自己流で描くのではなく、まずは漫画のルールを学びましょう!
学校に行くのもいいですが、本やYouTubeなどでも勉強できます。
2. 人の意見を聞けない
人の意見を聞けない人は、漫画家になれません😢
漫画とは、読者からの人気があって初めて成り立つものだからです。
自分の表現したい世界観やストーリーがあるかもしれませんが、読者を置き去りにしないようにしましょう。
また、もらった感想は大切にしましょう。
自分では気が付かない間違いや分かりにくい部分を、教えてくれるかもしれません。
3. いきなり長編を描く
短編を描かずに、いきなり長編から描く人は漫画家になれません。
長編は、キャラクターの数や伏線が多くなり、作品を進行させる難易度が上がるからです。
また、持ち込みや新人賞の応募には完結した作品が求められますが、長編から始めると時間がかかります。
さらに、新人漫画家が最初に掲載されるのは、短編や読み切りです。
長編の作品しか描いたことがないと、短い話を描くのが難しいかもしれません。
4. 継続力がない
継続力がない人は、漫画家になれません😢
漫画家は長い時間をかけて、1つの作品を完結させなければならないからです。
例え、読み切りの漫画であっても40~60ページが必要です。
一般人が1ページ描くのは、12~16時間かかると言われているので、読み切りの作品を描き上げるのには最低でも640時間はかかる計算になります。
先述しましたが、新人賞に応募したり、編集者に持ち込むのは、作品を完成させる必要があります。
そのため、まずは1作品仕上げられる継続力を付けましょう。
5. 人に見せるのを嫌がる
人に見せるのを嫌がる人は、漫画家になれません。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、積極的に見せてアドバイスをもらいましょう💖
よくいるのが「プロの編集者にしか見せたくない!」というタイプです。
デビューするかを決めるのは、編集者ですが、その漫画が売れるかを決めるのは一般の読者になります。
そのため、漫画のことをあまり知らない人にこそ、自分の漫画を見てもらうべきなのです。
家族や友人に見せるのは恥ずかしいという場合は、匿名でSNSにアップすることも可能です。
ぜひたくさんの人に見せて、アドバイスをもらいましょう。
6. 受け身の姿勢
受け身の姿勢の人は漫画家にはなれません。
漫画家になるには、自分から積極的に動く必要があるからです。
「誰かが自分の才能を見つけてスカウトしてくれる」なんてことは、ほとんど起こりません😢
自分で新人賞に応募したり、編集者に持ち込んだり、能動的に自分の作品も見てもらいましょう。
最近では、WebサイトやSNSにアップするのも有効な方法です。
ぜひ積極的に動いて、デビューのチャンスを掴みましょう!
7. インプットorアウトプットばかりする
インプットまたはアウトプットばかりする人は、バランスが悪く、漫画家にはなれません。
漫画のルールを勉強するのが大切だと先述しましたが、勉強だけでは絵がうまくなりません。
逆に絵ばかり描いていても、漫画のルールを知らなければ読みにくい漫画になってしまいます。
そのため、漫画の勉強をして、描いてみる。
分からない部分があれば、そこを勉強して、描いてみる。
というサイクルを意識してみましょう。
大切なのは、インプットとアウトプットのバランスです。
どちらが欠けていても、漫画家にはなれないので、バランスよくやっていきましょう。
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
漫画家になれる人の7つの特徴
漫画家になれる人には共通する特徴があります。
全部で7つ紹介しますので、しっかり確認しましょう。
- とにかく気持ちが強い
- 常に漫画のことを考えている
- 人からの意見を取り入れる
- すぐに行動する
- 漫画仲間がいる
- 漫画を分析している
- 絵の勉強をしている
1. とにかく気持ちが強い
漫画に対する気持ちが誰よりも強い人は漫画家になれるでしょう。
漫画を描くのは、肉体的にも精神的にも大変で、強い気持ちがないとできないからです。
- 新人賞に何度応募しても、入選しない
- 出版社に持ち込んでも、デビューに繋がらない
- SNSにアップしても、見られない
などに負けず、強い気持ちをもって漫画を描き続ける人が、漫画家になれます。
漫画家は、1000人出版社に持ち込んで、10人がデビュー、1人が連載獲得できるという厳しい世界です。
「絶対漫画家になるんだ!」という強い気持ちを持って漫画を描きましょう。
2. 常に漫画のことを考えている
常に漫画のことを考えていて、日常生活の出来事からアイディアを得られる人は漫画家になれます。
漫画に壮大な世界観やストーリーは必要ありません。
日常生活のちょっとした出来事やそのときの感情を描いて、共感を呼ぶこともあります。
また、漫画で描くことは多いのは、日常の風景です。
電車の風景や働くサラリーマンなどを観察することも大切です。
3. 人からの意見を取り入れる
人からの意見を聞いて、すぐに取り入れる人は漫画家になれるでしょう。
漫画は自分だけで描いていると、話が複雑になったり、矛盾していたりと自分では気が付かないミスが起こります。
また、心情表現が足りなくて、いまいち読者の心に刺さらないということもあります。
編集者や友人などに漫画も見せて、もらったアドバイスをどんどん取り入れてきましょう。
4. すぐに行動する
すぐに行動する人は、漫画家になれます。
たくさんいる漫画家志望の中で、一歩先に進むことが重要だからです。
- アドバイスをもらったら、すぐに修正する
- 漫画ができたら、すぐに応募や持ち込みをする
- アイディアが浮かんだら、すぐに漫画を描く
など、常に漫画に対する意識を高めて、きっかけを漫画に反映することが大切です。
5. 漫画仲間がいる
漫画仲間がいる人は漫画家になれるでしょう。
仲間がいると、以下のようなことであなたの漫画をよくしてくれるからです。
- 漫画を読んで、専門的なアドバイスをくれる
- つらいときに、励まし合える
- 漫画の情報交換ができる
漫画仲間を作るのは、SNSを活用したり、オンラインサロンに入るのがおすすめです。
私の運営しているあんマンサロンなら、すぐに漫画仲間ができますよ!
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
6. 漫画を分析している
売れている漫画の分析をしている人は漫画家になれます。
現在、人気のある漫画がどうして人気なのか考えてみましょう。
例えば、『君に届け』は爽やかなキャラクターと丁寧な心情表現で、主人公の奥ゆかしさやもどかしさが共感を呼び、非常に人気です。
『進撃の巨人』であれば、巨人から身を守るために人類が壁の中に暮らしているという設定が読者を驚かせました。
漫画の以下の点を考えて、どこが人気のポイントなのか考えてみましょう。
- 世界観
- ストーリー
- キャラクター
- 表現方法
7. 絵の勉強をしている
絵の勉強をしている人は漫画家になれるでしょう。
基礎的な勉強が抜けていると、見にくく不自然な絵になるからです。
- 色の配置
- 構成
- 視点
- 影の付け方
などを、勉強して絵を描きましょう。
勉強は、学校に行かなくても、本やYouTubeなどでも十分学べます。
まずは基礎的な勉強をしましょう!
また、漫画の勉強をすることも大切です。
コマ割りやセリフの描き方などには、一定のルールがあるからです。
読みやすい漫画にするために必要なので、漫画の勉強もしましょう。
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
【いますぐできる】漫画家になりたい人がやるべき5つのこと
漫画家志望がやるべきことを5つ紹介します。
すべて今すぐできることなので、すぐに実践しましょう!
- 漫画を描く
- 人に見せる
- 絵の勉強をする
- 漫画の分析をする
- 漫画仲間を作る
1. 漫画を描く
漫画家になりたい人は、とにかく漫画を描きましょう⭐
最初はイラストや短編から描くのがおすすめです。
漫画を上達させるのには、絵をたくさん描くことが大切。
最初はうまく書けないかもしれませんが、描いているうちに上達していきます。
全く描けないという人は、模写やトレースから始めましょう!
2. 人に見せる
描いた漫画を人に見せて、感想やアドバイスをもらいましょう!
率直な感想を聞きたい場合は家族や友人に、専門的なアドバイスを聞きたい場合は漫画仲間や編集者に見せるのがおすすめです。
他人に見せることで、自分では気が付かない部分を教えてくれるかもしれません。
もし「分かりにくい」と言われたら、どうして分かりにくいのか考えてみましょう。
セリフが多いのか、設定が複雑なのか、なにか原因があるはずです。
もらったアドバイスは抽象的かもしれませんが、自分で具体化して考えると、自分に足りないものが分かりますよ⭐
3. 絵の勉強をする
漫画を描きながら、絵の勉強もしましょう。
基礎的な絵の知識がないと、見にくい絵になってしまうからです😢
よくあるのが、体のバランスが不自然な絵や奥行きのない絵です。
勉強することで、かなり解決するので、ますは以下のことを勉強しましょう。
- 身体の描き方
- 影の付け方
- 構図
- 視点
4. 漫画を分析する
現在人気の漫画がどうして人気なのか、分析しましょう。
以下の点に着目すると、分析しやすいです。
- 世界観
- ストーリー
- キャラクター
- 表現方法
例えば『ONE PIECE』は海賊がいる世界観と、個性あふれるたくさんのキャラクターが人気ですよね。
分析後は、自分の漫画に人気のポイントを取り入れていきましょう😍
5. 漫画仲間を作る
漫画仲間を作って、励まし合ったり、情報交換をしましょう。
漫画仲間がいると、おすすめの画材を教え合ったり、お互いの漫画のアドバイスができます。
また、つらくて挫折しそうなときに励まし合ったり、ライバルとして競い合ったりもできます。
漫画仲間がいると、精神的にも強くなれるので、ぜひ漫画仲間を作りましょう!
漫画仲間は、オンラインサロンに入って作るのがおすすめです!
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
漫画家になりたいなら、あんマンサロン!
あんマンサロンは、プロの漫画家である若林杏樹が運営する、マンガ家と読者・顧客を結ぶオンライン型の交流サロンです!!絵や漫画で稼ぐことを目的としている80人以上のメンバーが、イラストの技術向上や仕事獲得に向けて活動をおこなっています。
さらにあんマンサロンには、実際にイラストや漫画を発注してくれるクライアントも在籍中!
イラストレーターや漫画家と交流を深めつつ、お金を稼ぐ方法が見つけられる点が魅力です。
- イラストや漫画を仕事にしたい方
- プロや同業者との交流を深めたい方