【初心者必見】漫画を描く際に使用するおすすめペン7種類をプロが紹介【ペン入れのコツも】

漫画を描く際に使用するおすすめペン7種類をプロが紹介
あんじゅ先生
漫画家のあんじゅ先生(@wakanjyu321)です!10万部を超える著書『フリーランス税本』を出版しています💓

「漫画を描きたいけれどどんなペンが良いかわからない」
「プロおすすめのペンが知りたい」
「漫画家はどのブランドを使用しているか気になる」
と考えている方も多いのではないでしょうか?

プロと同じペンで描きたい!という気持ちもわかりますが、一番良いのはブランドで決めるのではなく、自分の描き方やイラストに合っているペンを選ぶことです。
しかし、そもそもペンの種類がわからないと、どれを選んでいいのかピンとこないですよね。

そこでこの記事では、漫画を描くためのおすすめペンをプロが実際に紹介していきます!

記事の内容
  • 漫画を描く際に使用するペン7種類
  • 漫画のペン入れをするときのコツ
  • プロが選ぶ漫画を描くためのおすすめペン
あんじゅ先生
漫画を描くためのペンを検討している人は、ぜひ最後までお読みください🥰

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漫画を描く際に使用するペン7種類

漫画を描く際に使用するペン7種類を紹介します。漫画を描く道具はたくさんありますが、まずはペンがなければ始まりません💖

漫画を描くときのペンは、自分の絵に合っているものを選ぶようにしましょう。

種類
  1. Gペン
  2. 丸ペン
  3. コピックマルチライナー
  4. ピグマ
  5. 万年筆タイプ
  6. ゲルインキボールペン
  7. マッキーなどのマーカーペン 

メーカーによって描き心地や色の出具合なども異なってくるため、しっかり確認しましょう!💖💖また、画材ショップなどでは実際に試し描きができるため、店舗に行って確認することもおすすめです。

【漫画を描く際に使用するペン1】
Gペン

Gペンは、あのブラックジャックなどでも有名な手塚治虫先生も使用されている、最もメジャーなつけペンです。

つけペンとは、絵の具で描くときのように実際にインクを付けながら使うペンです。
アナログで絵を描く人が最も使用しているペンともいえます。

描き始めや描き終わりの線の太さを調節でき、表現の幅も広いです。普通のペンよりも細いため、使えるようになるまでは少し時間がかかります。
しかし慣れると、サラサラと絵が描ける使い勝手の良いペンなのでおすすめです!!💖

他のペンと劣る点は、常にインクをつけながら書かなければならないため、多少のロスが生まれてしまいます!!🥶🥶

また、乾くまで少し時間がかかるのも人によってはデメリットに入るかもしれません。

あんじゅ先生
ペン先はセット売りになっていることが多いため、まずは実際に試してみてください💓

【漫画を描く際に使用するペン2】
丸ペン

丸ペンもGペンと同じようにインクをつけながら描くペンです。一般的にはGペンなどと組み合わせて描くことが多く、セットで販売されている商品も多いです🥰

Gペンよりも細かい線を描くことができ、強弱の表現も簡単にできます!!
細かい表現が可能なので、瞳の中や背景のビルの窓など細部を描く時によく使用されます。

バリエーションも幅広くできるため人気の高いペンですね!💓💓
ただ、こちらもインクをつけながら描くことになるため、ボールペンなどと比べると少し時間がかかってしまいます👿

あんじゅ先生
インクを多くつけすぎると乾かすのに時間もかかるので注意が必要です!!

【漫画を描く際に使用するペン3】
コピックマルチライナー

コピックマルチライナーはミリペンと呼ばれるタイプのペンで、その名の通りミリ単位の細かい線が描けます!!

1本200円ほどの値段で、財布にも優しいのがメリットですね🥰🥰
太さも1.0から0.03まであり幅広い表現が可能です。

他に、乾くスピードも早いのですぐに色ぬりに入れます。コピックのミリペンなので、コピックとの相性も良く、すぐに上から色を置いても滲みにくいです!

細身で持ちやすく、かすれにくいため、初心者の方に特におすすめですね!
デメリットとしては、描いた上から消しゴムで消すと色が全体的に薄くなってしまうため、強く擦らないように注意が必要です👿

【漫画を描く際に使用するペン4】
ピグマ

ピグマも先ほどと同じミリペンです。サクラクレパスが出しているペンで、濃いインクと柔らかいペン先が特徴です!🥰

描き心地もよく、安くて手軽なのでこちらも初心者にもおすすめ。ピグマを使用するプロも多くインクの持ちも良いです!

ミリペンは消しゴムで消すとどうしても薄くなってしまいますが、ピグマはそこまで薄くならないため便利。
しかし力を入れすぎるとインクが薄くなる上に、紙も弱ってしまうため、下書きの線を消す際には優しくすることを心がけましょう!🤩🤩

細さも、003〜3mmまで幅広いため、絵に合わせて使い分けると良いですね!

あんじゅ先生
手紙やメモ書きなどにも使えます💓

【漫画を描く際に使用するペン5】
万年筆タイプ

万年筆タイプのペンも漫画を描く際に人気のペンです🥰🥰

つけペン風の線が描けるため、細かい描写から塗り潰しなどの広範囲でも対応可能です!デメリットとしては少し値段が高いものも多いため、財布と相談しながら購入しましょう!

描き心地はクセがあるため、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。しかしインクをつけながら描く必要がないため、スムーズに描けます

あんじゅ先生
ミリペンに比べるとインクの乾きが少し遅いので手で擦らないようにしましょう

【漫画を描く際に使用するペン6】
ゲルインキボールペン

極細のボールペンで細部を描く際に重宝します😀一番細いタイプだと0.25mmがあり、髪の毛や瞳の中など細かい描写に向いています!

使い慣れた普通のペンと同様に描けるため、鳴らす必要もありません!また、1本単価が安いのもおすすめですね。

ただし耐水性ではないので、水を使ったり上から色を置いたりする場合は注意が必要です。

あんじゅ先生
印刷にも向かないので気をつけましょう!

【漫画を描く際に使用するペン7】
マッキーなどのマーカーペン

コンビニやスーパーなどでも販売されているマッキーペンも漫画を描く際におすすめです!😄😄

ゴルゴ13などでも有名なさいとうたかおさんもマジックで描いているそうです!しかしペン先がミリペンなどと比べると少し太いため、細かい描写には向いていないかもしれません。

手軽で乾きやすく、広範囲の塗り潰しなどもできるためおすすめ!しかし線が滲む場合もあるため、少し練習が必要なペンです。

あんじゅ先生
一気に塗りつぶせるのは、時短につながって便利💓

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漫画のペン入れをする時のコツ5つ

こちらでは、漫画のペン入れをするときのコツを5つにまとめました😀

ペン入れの工程は、漫画のクオリティを上げる上でとても重要です!🤩🤩
ペン入れが雑だったり、ずれていたりすると、漫画を読む際にその部分が気になってしまい、物語が入ってこなくなります。

ポイント
  1. 下書きはしっかり書き込む
  2. 自分に合ったペンを選ぶ
  3. ホワイトでしっかり修正する
  4. ペン先に力を入れすぎない
  5. ペン入れ段階で光と影を意識する

意識するだけで漫画の質も向上するためぜひ参考にしてみてください!

あんじゅ先生
ペン入れのポイントをしっかり気をつけましょう💓

【漫画のペン入れをする時のコツ1】
下書きはしっかり書き込む

ペン入れがなかなか上手くいかないという人は、下書きの線が雑になっている可能性が高いです。ストロークが短く、線のつながりがなめらかではない場合は、ペン入れ時にどのようにして書けばいいかわからず戸惑ってしまいます。

よって、ペン入れをする際の下書きは、自分がある程度わかる位まできれいに書き込むことがコツです!!

あんじゅ先生
細部までしっかり書き込みましょう💓

【漫画のペン入れをする時のコツ2】
自分に合ったペンを選ぶ

ペン入れのクオリティを上げるには、自分の描き方にあったペンを選ぶ必要があります!

描き心地や持ちやすさなど、人によって相性があります。実際に画材ショップなどでは試し書きができるコーナーもあるため、購入する前に試してみることがおすすめです🤩🤩

また、後ほどおすすめペンも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!!

あんじゅ先生
自分に合ったペンを見つけるために初めはたくさん試し書きすることがおすすめ💓

【漫画のペン入れをする時のコツ3】
ホワイトでしっかり修正する

ホワイトとは修正液のことで、原稿用紙が汚れた場合や、絵を修正したい場合に使用します🌟🌟

漫画の場合は、対水性がおすすめ!修正液もペン型のものや筆先になってるものなど種類は豊富なので自分に合ったものを選ぶと良いですね!

この修正がしっかりできていないとかなり汚い見栄えになってしまいます😀😀

あんじゅ先生
修正が終わったらしっかり塗り残しはないか確認しましょう💓

【漫画のペン入れをする時のコツ4】
ペン先に力を入れすぎない

ペン先に力を入れすぎると、インクが出過ぎてしまったり、滲んでしまったりします🥲

滲んでも後にホワイトで修正できますが、大幅なにじみや失敗はなかなか修正しにくい上に時間もかかります。

クオリティを上げるためにも、丁寧にペン入れすることを心がけましょう!🥰

あんじゅ先生
ペン先が折れたり歪んだりすることもあるので注意が必要です👿

【漫画のペン入れをする時のコツ5】
ペン入れ段階で光と影を意識する

ペン入れ段階で光の方向を意識することもクオリティを上げるコツのひとつです!😀

光が入ってくる方向のことを光源と言います。
光が入ってきている部分は少し薄めに、暗い部分は濃く描くことでより空気感や立体感を表せます。

漫画だけでなく、イラストを描く時にも意識しておくようにしましょう!

あんじゅ先生
立体感があまり感じられないとなかなかストーリーに入りにくいため注意が必要です👿

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プロが選ぶ漫画を描くためのおすすめペン

こちらでは、実際に漫画を描くときのおすすめペンを3種類紹介します😀

初心者の人から既に漫画を描いているベテランまで使えるペンなのでぜひ参考にしてみてください🥰

おすすめペン
  1. デリーターお試しペンセット
  2. サクラクレパス ピグマ5本セット
  3. ゼブラジェルボールペン
あんじゅ先生
セット品を集めました💓

【漫画を描くためのおすすめペン1】
デリーターお試しペンセット

商品名 デリーターお試しペンセット
価格 819円

ペン軸と丸ペン・Gペン・サジペンをセットにした商品です。漫画を描くための基本セットになっているため、初心者の方にもおすすめです!!

また、商品の質もよく描きやすいため、プロの人でも十分使用できます!😀

自分の絵にはどういったペンが合うのか試すこともできるため、とても便利なセットです。
1,000円以下という点もお財布に優しくてありがたいですね😀

あんじゅ先生
全体の長さもそこまで長くないため、かなり持ちやすいです💓

【漫画を描くためのおすすめペン2】
サクラクレパス ピグマ5本セット

商品名 サクラクレパス ピグマ5本セット
価格 900円

ピグマの5本セットです!0.05mm・0.1mm・0.3mm・0.5mm・0.8mmが各1本入っており、どの細さが一番描きやすいか試せます。

漫画原稿以外にも手紙やメモ、イラストなどでも使用できるため幅広く描けます!🥰🥰

ペン先が柔らかいため、線の強弱がつけやすく、サラサラと描ける点も人気が高いです。

あんじゅ先生
0.05で細部を描き、0.8で塗り潰し描写ができます💓

【漫画を描くためのおすすめペン3】
ゼブラジェルボールペン

商品名 ゼブラジェルボールペン
価格 347円

塗り潰しにも使える上に、0.5mmなため細かい描写も描けます💓

5本セットなのでインク切れを気にせずに使いまくれるのも良い点ですね!また、インクもたっぷり入っているためかすれることなく美しく描写できます。

あんじゅ先生
サラサのペンは普段使いもできるためかなり重宝します💓

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あんじゅ先生
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