「高校生で漫画家になった人っている?」
「高校生で漫画家デビューしたい時はどうしたらいい?」
「漫画家になりたいけれどどんなことをすればいいかかわからない…」
そんな疑問はありませんか?
『バクマン。』のような漫画の世界では高校生漫画家が活躍していましたが、現実世界でそこまで若い漫画家がいるのかは気になりますよね。
実は、高校生で漫画家デビューしている人は、たくさんいるんです!!
この記事では、高校生で漫画家になる方法や、実際にデビューしている人について解説します!
- 高校生で漫画家デビューする5つの方法
- 高校生漫画家の9つの強み
- 高校生で漫画家デビューした人リスト
- 漫画家デビューする前にした方がいいこと
高校生で漫画家を目指したい方や、絵を仕事にしたい方はぜひチェックしてみてください❤️
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
高校生で漫画家デビューする5つの方法
高校生で漫画家デビューする方法は、ズバリ5つあります!!
- 漫画雑誌の新人賞やスクールへの投稿
- デジタルコミック・同人誌の自作出版
- SNSから依頼を受ける
- ブログ記事の書籍化
- 個人でイラストの仕事を請ける
【漫画家デビューの方法1】
漫画雑誌の新人賞やスクールへの投稿
高校生で漫画家デビューする王道の方法は、漫画雑誌の新人賞やスクールへの投稿です!!
漫画雑誌の新人賞は、漫画のクオリティーが完璧でなくても、「のびしろ」を視野に入れて若い人が受賞するケースが多いです!!
特に月刊誌の少女漫画の漫画家は、デビューが早い傾向にあります。
週刊誌よりもスケジュールがタイトではないため、学業と並行して活動できる点も魅力です❤️
【漫画家デビューの方法2】
デジタルコミック・同人誌の自作出版
デビューの方法のひとつとして、デジタルコミックや同人誌の自作出版があります!!
デジタルコミックであれば、描いた漫画をデータにするだけなので、費用がほとんどかかりません。
最近ではインターネットからバズる漫画もあるので、うまくいけばたくさんの人に購入してもらえる可能性があります。
自作出版と言えども夢はあるので、ぜひチャレンジしてみてください!
【漫画家デビューの方法3】
SNSから依頼を受ける
意外かもしれませんが、SNSから依頼を受けることもあります!!
TwitterやInstagramにイラストや漫画を載せていると、その絵を見た人から声をかけてもらえるんです!
さらにSNSはバズる性質があるので、多くの人の目に留まれば留まるほど、チャンスは増えていきます!
【漫画家デビューの方法4】
ブログ記事の書籍化
漫画家デビューへの道として、自分のブログにイラストや漫画を掲載して、書籍化を狙う方法もあります!!
ブログであれば長編漫画は逆に読みづらいこともあるので、以下のような形もおすすめですよ!
- 1日1ページ掲載
- 4コマ漫画
- 短編漫画
- イラスト
最近はネットを使って漫画を読む人も増えているのでチャンスは大きいです❤️
SNSと合わせて、自分の描いた漫画をしっかりと公開してみてください。
【漫画家デビューの方法5】
個人でイラストの仕事を請ける
個人でイラストの仕事を受けることも、漫画家デビューへの道のひとつです!!
漫画家=雑誌での連載というイメージを持っているかもしれませんが、漫画はいろいろな場所で使われているんです。
- 商品のPR
- YouTubeの広告
- Webサイトのコラム
自分の漫画やイラストでお金を稼げるのであれば、それは漫画家と名乗って良いでしょう!!
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
高校生漫画家の9つの強み
高校生漫画家には、卒業してからは取り戻せない圧倒的な強みがあります!!
以下の9つなので参考にしてみてください!
- 10代の読者に近いフレッシュな感覚を持っている
- 高校生のリアルな話が描ける
- 長く活躍できる可能性がある
- 伸び代がある
- 新人賞をとりやすい
- 編集さんがしっかりアドバイスしてくれやすい
- 時間を作りやすい(長期休みなどもある)
- チャレンジがしやすい
- 将来の可能性が広がる
それぞれ解説しますね❤️
【高校生漫画家の強み1】
10代の読者に近いフレッシュな感覚を持っている
高校生で漫画家デビューすると、10代の読者に近いフレッシュな感覚で漫画を描けます!!
漫画を読み始めるのは小学生くらいからですよね。
特に中高生くらいになると「流行りの漫画を知らないと会話についていけない」なんとことも。
大人の読者ももちろんいますが、やはり読者の中心は中高生です。
同年代読者の気持を理解して、フレッシュな感覚で描けることは大きな強みになるでしょう!!
【高校生漫画家の強み2】
高校生のリアルな話が描ける
リアルな話が描けることも、高校生漫画家の特権です!!
特に少女漫画家は「高校生の恋愛」を題材にすることも多いので、現役高校生であればリアルな流行や気持ちを表現しやすいでしょう。
さらに会話の内容や流行り言葉など、高校生じゃないとわからないこともスラスラと描けます。
【高校生漫画家の強み3】
長く活躍できる可能性がある
高校生漫画家の強みは、長く活躍できる可能性があることです!!
デビューから10年経つとベテランのように感じるかもしれませんが、高校デビューだと、なんとまだ25~28歳!20代は、世間だとまだまだ若いと言われる世代です。
高校生の頃からコツコツ経験や実績を積み重ねていくことで、大きなスキルを獲得できるでしょう😊
【高校生漫画家の強み4】
「のびしろ」がある
高校生漫画家の一番強い点は、「のびしろ」があることです!!
高校生が大人と違ってまだ成熟しきっていないので、柔軟に知識の吸収ができます。
新しい技術を覚えるのも若ければ若いほど早いです!
【高校生漫画家の強み5】
新人賞をとりやすい
高校生漫画家は新人賞が獲りやすいです!!
なぜなら高校生は「のびしろ」があると思われているので、編集部でも将来性を考えて審査をしてくれます。
他の雑誌に取られないように、早めに契約する目的で、賞を与えることも。つまり育成枠という形があるということですね!
よって大人だと難しいですが、高校生の場合は「まだ完璧じゃなくても選んでもらえる」可能性があります…!!
【高校生漫画家の強み6】
編集さんがしっかりアドバイスしてくれやすい
高校生漫画家の強みは、大人の漫画家よりも編集さんが丁寧に見てくれることです。
大人の漫画家はある程度「即戦力」になることが求められますが、高校生漫画家は「編集部で育てていく」方向で採用されることがあるからです。
優しいかどうかは編集さんによりますが、大人よりも将来性を考えたアドバイスしてもらえるでしょう。
【高校生漫画家の強み7】
時間を作りやすい(長期休みなどもある)
高校生漫画家は、社会人で漫画家を目指す人よりも比較的時間を作りやすいです。
もちろん学校や部活、塾や習い事で忙しい人もいると思いますが、高校生には長期休みが年に3回あります。
この時間をたっぷりと漫画のスキルアップに使えるので、成長スピードが速く、デビューにつながりやすいです。
【高校生漫画家の強み8】
チャレンジがしやすい
高校生は、チャレンジしやすいというメリットがあります!!
まだ就職もしていないので、将来のことを考えながら並行して漫画を描けます!
仮に高校生から5年間を漫画に費やしたとしても、まだ23歳。十分やり直しの効く年齢です。
さらに10代は20代以上よりも発想が柔軟なので、大人じゃ考えつかないフレッシュな内容から、斬新な漫画のアイディアも浮かぶかもしれません!
漫画家になりたいと思ったら、迷わず挑戦してみましょう!!
【高校生漫画家の強み9】
将来の可能性が広がる
高校生で漫画家デビューすれば将来の可能性が広がります!!
そのまま漫画家として働いてもいいし、イラストレーターやデザイナーなど、他の絵を描く仕事に就けるかもしれません。
中には漫画家デビューしたことがきっかけで大学に合格した人もいるし、就職活動の時のネタにもなります!
将来が不安だとしても、漫画家になった経験は絶対に何かに活かせます!!
高校生でデビューした漫画家リスト
高校生でデビューをした漫画家にどんな人がいるのか気になりますよね!!
こちらでは高校生の年齢でデビューした漫画家を紹介します。
【16歳(高校1年生相当)】
- いくえみ綾
- 末次由紀
- 水沢めぐみ
- 椎名軽穂
【17歳(高校2年生相当)】
- 小畑健
- 中村光
- ゆでたまご(中井義則先生と嶋田隆司先生の合同ペンネーム)
【18歳(高校3年生相当)】
- 矢沢あい
- 安野モヨコ
- 種村有菜
- 久保帯人
- 尾田栄一郎
※デビュー年齢は公表されているものの学年の公表がない方も多いので、年齢と高校生にしたら何年生くらいなのかを記載しています
あの『ワンピース』の尾田栄一郎先生や『BLEACH』の久保帯人先生も、10代でのデビューです。
世間から見ると「まだまだ子供」と思われるかもしれませんが、しっかりプロとして活躍している人もたくさんいます!
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
漫画家デビューするまでにした方がいいこと7選
漫画家デビューするまでにしたほうがいいことは、7つあります!!
- とにかく漫画を描いて技術を高める
- 漫画雑誌やデジタル漫画の新人賞に応募する
- 専門学校やスクールの体験入学に参加してみる
- 幅広い知識をつける
- ネットに作品をアップする
- SNSで発信する
- 学校生活を楽しむ
【高校生がやるべきこと1】
とにかく漫画を描いて技術を高める
高校生がやるべきことは、とにかく漫画を描いて、技術を高めることです!!
練習方法にもよりますが、漫画は描けば描くほど上達します。
- ストーリーを組み立てる技術
- コマ割りの技術
- 構図の技術
- 作画の技術
- 配色の技術
得意なところを伸ばすのはもちろん、苦手なところがある場合は、本屋漫画ブログを読んだりYouTubeの動画を見たりして克服しましょう!
SNSやオンラインサロンを使って、上手な人に質問するのも効果的です😊
人気漫画家になるには、とにかく若いうちに技術を磨きましょう!
【高校生がやるべきこと2】
漫画雑誌やデジタル漫画の新人賞に応募する
最近では学生限定の新人賞もあるので、とにかく漫画雑誌やデジタルコミックの選考に応募しましょう!!
賞を取れば、デビューへの道も近くなります!
【少年漫画の新人賞】
- JUMPトレジャー新人漫画賞(集英社)
- 新人漫画賞(講談社)
- 角川漫画新人大賞(角川書店)
- スクウェア・エニックスマンガ大賞(スクウェア・エニックス)
【少女漫画の新人賞】
- 白泉社少女まんが新人大賞(白泉社)
- なかよし まんがスクール(講談社)
など、とにかく自分の描いた作品で、どんどん賞に応募してみてください!
【高校生がやるべきこと3】
専門学校やスクールの体験入学に参加してみる
技術に不安を感じる時は、お金はかかるけれどプロに教えを乞うのが近道です!!
漫画の専門学校や、スクールに通うことも考えましょう。
専門学校やスクールでは基本的な技術を教えてくれるだけじゃなく、一緒に励ましあえる仲間との出会いも期待できます。
身近に漫画を描く人がいないと、相談できないこともありますよね。
【高校生がやるべきこと4】
幅広い知識をつける
高校生にやってもらいたいのが、好き嫌いせずに幅広い知識を身につけることです。
高校生は大人に比べると、どうしても経験と知識は足りません。
漫画で描けることは、基本的に「自分の知っていること」ですよね。
高校生の話は描けても、会社員の話をリアルに描くことは難しいでしょう。
プロになるためには、漫画の説得力を出すためにもたくさんの知識を身につけましょう。
【高校生がやるべきこと5】
ネットに作品をアップする
高校生が今すぐにできるのは、ネットに自分の作品をアップすることです。
SNSでもブログでも、ネットに自分のイラストや漫画をアップしましょう。
自分の作品がどれくらい反応をもらえるのかがわかるので、絵やストーリーの改善につながります。
バズる作品が作れると、そのまま出版できるかもしれません!
自分の作品を公開しないのは非常にもったいないので、どんどんアップロードしてみてください!
【高校生がやるべきこと6】
SNSで発信する
もうひとつやって欲しいのが、SNSで発信をすることです。
SNSで発信を続けていると、漫画だけでなく、あなた自身のキャラクター性にファンがつくことがあります!
コミックスの自己紹介欄や、柱で好きな漫画家のプライベートがちょっと見えると親近感がわきますよね。
漫画をアップしたり、絵の練習過程を公開したりと、とにかくいろいろな情報を発信してみてください。
【高校生がやるべきこと7】
学校生活を楽しむ
高校生が絶対にやるべきことは「学生時代を楽しむ」ことです!!
耳が痛くなるほど言われていることかもしれませんが、学生時代は終わってしまったら戻ってきません!
- イベント
- 部活
- 恋愛
- 勉強
など、学生時代にできることはなんでも経験して、漫画のネタにしちゃいましょう!!
\プロ運営の漫画特化オンラインサロン/
漫画を描く仲間を探すなら『あんマンサロン』
あんマンサロンは、プロの漫画家である若林杏樹が運営する、マンガ家と読者・顧客を結ぶオンライン型の交流サロンです!!絵や漫画で稼ぐことを目的としている80人以上のメンバーが、イラストの技術向上や仕事獲得に向けて活動をおこなっています。
さらにあんマンサロンには、実際にイラストや漫画を発注してくれるクライアントも在籍中!
イラストレーターや漫画家と交流を深めつつ、お金を稼ぐ方法が見つけられる点が魅力です。
- イラストや漫画を仕事にしたい方
- プロや同業者との交流を深めたい方