「漫画家になりたい!だけど、なにからしていいのか分からない」
「漫画家になる具体的な方法を知りたい」
「コツや必要なスキルってなに?」
と悩んでいませんか?
実は漫画家になれる確率は1%を言われるほど、なるのは難しいです。そう聞くと、自分はなれるのか不安になりますよね。
この記事では、漫画家になる具体的な方法を、プロ漫画家である私「あんじゅ先生」が解説します!
ステップごとに詳しく解説するので、記事を読んで、自分にあった方法を見つけましょう😊
- 漫画家になる5つの方法
- もっておくべき3つのスキル
- 漫画家になる3つコツ
などを紹介するので、これから漫画家を目指したい方は、ぜひ内容を確認してみてください!
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漫画家になるには?5つの方法と流れを解説
漫画家になるには、以下の5つの方法があります。
- 賞に応募する
- 出版社に持ち込む
- 同人活動を行う
- デジタルコミックへの投稿
- SNSを活用する
1. 賞に応募する
各雑誌が実施している漫画賞に応募して、賞を獲得し、デビューする方法です。
メリットは、年齢や住んでいる地域に関係なくデビューを狙えることです。しかし、完成したレベルの高い作品が求められます。
詳しい流れを解説します💖
1.応募する賞を決める
まずは、どの賞に応募するか決めましょう。賞によって、必要なページ数やジャンルが異なります。
例えば、週刊少年ジャンプの手塚賞であれば、31ページの作品が求められます。ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」をテーマとした作品が入選しやすいでしょう。
このように、まずは自分の漫画に合った賞を選ぶことが大切です。
2.作品を仕上げる
次に作品を仕上げましょう。当たり前だと思うかもしれませんが、数十ページの漫画を完成させるのは、非常に難しいことです。
賞によっては、ページ数が決められていたり、墨や鉛筆を使う部分に規定があります。必ず規定を確認してから描き始めましょう👍
3.応募する
漫画を描いたら、締め切りに間に合うように応募しましょう。最近では、デジタルの応募も可能な賞が増えています。デジタルの場合は、データ形式の規定に注意して送りましょう。
2. 出版社に持ち込む
出版社に漫画を持ち込み、編集者に認められてデビューする方法です。メリットは、プロの編集者から直接アドバイスをもらえることです。オンラインで持ち込める出版社もありますが、基本的には実際に足を運んで、漫画を見てもらいます。
1.持ち込む出版社を決める
まずは、持ち込む出版社を決めましょう。描いている漫画とジャンルが合う雑誌の出版社がおすすめです。
持ち込みは、複数の出版社に行っても問題ありません。1つに絞る必要はないので、自分に合った出版社をいくつかピックアップしましょう。
2.漫画を描く
持ち込み先を決めたら、漫画を描きましょう。賞の応募のように厳しい規定はありませんが、完成した作品を持っていくのが望ましいです。
しかし、持ち込みは賞ほど画力が重視されません。漫画家の伸びしろに期待するからです。
特に原案者を目指している場合は、鉛筆でのラフ画でも問題ありません。その場合は「原案者を目指しています」と事前に伝えるようにしましょう!
3.アポイントメントをとり、見てもらう
漫画が描けたら、出版社に連絡し、アポイントメントを取ります。多くの出版社は自社の雑誌に持ち込みの詳細を描いているので、確認しましょう。
初回の持ち込みがデビューに繋がるのは、珍しいケースです。
まずは編集者を良い関係を築いて、定期的にアドバイスをもらえるようにしましょう👍
3. 同人活動を行う
同人活動で活躍していると、編集者からスカウトされてデビューすることがあります。メリットは、デビュー前から自分の漫画でお金が稼げることです。
1.即売会を決める
同人活動で活躍するには、自分の漫画にあった即売会で販売することが大切です。ジャンルや規模などでしっかり選びましょう。
特に、二次創作を認めているかは大きな違いです。マナー違反にならないように事前に確認しましょう。
2.同人誌を描く
即売会を決めたら、同人誌を描きましょう。同人誌は枚数によって印刷代が変わってきますので、できるだけ黒字になる枚数で描きます。カラーはより高額なので、しっかり検討しましょう!
同人誌で活躍するには、SNSを活用することが大切です。同人誌を描きながら、イラストをアップしたり、即売会の情報を流して、ファンを獲得しましょう。
3.印刷・販売をする
描けた同人誌を印刷して販売します。販売所には、ポスターを印刷したり、サンプルを置いたりすると、売れやすくなるので工夫しましょう。
同人活動は続けていくことでファンが増えて、注目度も上がります。
注目度が高いと、スカウトもされやすいので、まずは同人活動で人気を上げましょう!
4. デジタルコミックへの投稿
Webサイトや漫画アプリで、コミックを投稿し、人気が出ると連載に繋がります。年齢や地域にかかわらず目指せますが、ある程度デジタルの知識が必要です。また、紙の雑誌ではなく、デジタル漫画家になるのが一般的です。
1.投稿するサイトを選ぶ
まずは、投稿するサイトやアプリを選びましょう。アプリ内で新人枠が設けられている場合や、SNSのように自由に投稿できる場合があります。自分に合ったものを選びましょう。
例えば「少年ジャンプ+」というアプリ内には「ジャンプルーキー」という枠があり、自由に作品を投稿できます。
ルーキー内で比較され、上位になれば連載のチャンスがつかめるかもしれません!
2.漫画を投稿する
描けたら漫画を投稿しましょう。賞や持ち込みとは異なり1話毎にアップロードするため、全て完成した作品である必要はありません。
数ページ描けたら、投稿し、自分で連載のような形にするのが一般的です。
3.サイト内の順位を上げる
多くの場合、サイト内にはランキングがあるので、そこで上位をとることが重要です。順位は読者からの反応できるので、読者のコメントを参考にしながら漫画を描きましょう。
上位は自動的に連載になったり、一定の人気が出るとスカウトされたりします👍
5. SNSを活用する
SNSで知名度を上げ、スカウトやPRで漫画家になる方法です。SNSも年齢や地域は関係なく、数枚からアップできます。
また連載漫画ではなく、単発でのイラスト仕事などを獲得できることもあるので、SNSを使うことは効果的です😍
1.発信する媒体を決める
まずは発信する媒体を決めましょう。人気なのはTwitterとInstagramです。実体験を基にしたコミックエッセイや、恋愛系の漫画が人気を集めています。
SNSの場合は、普段漫画を読まない人も閲覧しますので、読みやすい漫画を描くことが大切です!
2.漫画を投稿する
SNSも、継続して投稿することで人気が出てきます。Twitterは4枚、Instagramは10枚まで画像を載せられるので、話を細かく分割しながら投稿するのが一般的です。コメントを参考にしながら描きましょう。
3.フォロワーを増やす
SNSで重要になるのがフォロワーの数です。Twitterであればリツイート、Instagramはハッシュタグなどを活用してフォロワーを増やしていきましょう。
漫画の場合は、続きが気になってフォローするのが一般的です。続きが気になる漫画を描いてフォローを促しましょう👍
4.漫画の仕事を獲得する
フォロワーが増えて、人気が出ていると、編集者からスカウトされてデビューできます。
最近では、Twitterに投稿されていた「100日後に死ぬワニ」が書籍化されました。
また、数千人から数万人のフォロワーがいると、お仕事の依頼が来ます。特に多いのがPRの案件です。企業の商品を紹介する代わりに、フォロワーの数に応じた金額をもらいます。
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漫画家になるために持っておくべき3つのスキル
漫画家になるには、以下の3つスキルが必要です。
- 画力
- 想像力
- 国語力
1. 画力
漫画家になるのには、やはり画力が必要です。特にデジタルコミックやSNSを活用したいと考えている場合は、特徴のある絵柄が目立ちます。
「この絵は〇〇さんの絵だ!」となるような絵を描けるように練習しましょう。
絵が苦手な場合は、上手な絵のトレースや模写から始めることがおすすめです!好きな漫画家や、人気の作品などを見ながら、模写を行ってみてください!
画力は、コツコツと練習することでだんだん上達します👍
2. 想像力
漫画家になるには、想像力が必要です。自分の作り上げた世界観やキャラクターがどう動くのかを考えて、作品を仕上げていきましょう。
想像力に自信がない人は、実体験を基にした漫画を描くのがおすすめです。
実際にSNSでは、ノンフィクションのコミックエッセイが人気を集めています。場所によって人気が出る漫画のタイプが変わるため、リサーチを行うことも大切です!
3. 国語力
漫画家になるには、国語力も必要です。うまくストーリーを組み立てたり、状況説明を行ったりする際には、国語能力が欠かせません。
国語力を付けるには、すでにヒットしている漫画を分析するのがおすすめです!説明の仕方やナレーションとセリフの割合などを参考にして、自分の作品に活かしましょう。
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漫画家になるために覚えておきたい3つのコツ
漫画家になるには、コツを抑えて努力することが大切です。
覚えておくべき3つのコツを紹介します。
- 毎日少しずつ能力を高める
- テーマの合った場所で努力する
- アドバイスを受け入れる
1. 毎日少しずつ能力を高める
漫画家になるには、毎日漫画に触れて少しずつ能力を高めていきましょう。
漫画家はすぐになれる職業ではありません。デビューするには、作品を完成させ、編集者から認められる必要があるからです。
そのため、毎日少しずつ漫画を描いて能力を高めましょう。漫画を描かない日でも、他の漫画を分析してストーリーを練るなど、作品について考えることが大切です!
最初はプロ漫画家のトレースや模写で構いません。少しずつコツコツ続けて、上達を目指しましょう💖
2. テーマの合った場所で努力する
漫画家になるには、自分の漫画をテーマのあった場所で努力することが大切です。テーマが合っていない場所だと、正しい評価が受けづらくなってしまいます。
具体的には、少年向けのバトル漫画を描いている人は少年漫画の雑誌の賞に応募しましょう。年齢層の高い裏社会系の漫画の賞に応募しても当選する可能性は低いです。
また、SNSやWebサイトでもテーマを合わせることが大切です。
自分の作品を分析してどのような場所なら輝けるかを考えることが、漫画家への近道です!
3. アドバイスを受け入れる
他人のアドバイスはしっかり受け入れましょう。他人からのアドバイスは、自分では気が付かない点を指摘してくれます。
特に編集者やプロ漫画家の目線からもらえるアドバイスは、非常に貴重です!時には友人などにお願いして、一般の意見をもらうことも意識してみてください。
漫画を人に見せるのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、アドバイスを受けるのは上達の近道です。
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