
「漫画を描いてみたいけれど流れが分からない」
「本当に描けるか不安…」
「初心者でも漫画を描くコツを知りたい…」
と考えていませんか?
漫画はコツや基本さえおさえれば誰でも描けますが、作り方や流れを詳しく知っておかないと、綺麗に読めなかったりリズムが崩れたりしてしまいます!
そこでこの記事では、初心者の方に向けて漫画の描き方を詳しく解説していきます!
- 漫画の描き方具体的な描き方5ステップ
- クオリティの高い漫画を描くコツ7選
- 漫画を描き終えたらやるべきこと

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初心者向け!漫画の具体的な描き方5ステップ

漫画を描いてみたいけれど、描き方がよくわからない…という人に向けて漫画の描き方を5ステップにまとめました!🌟🌟
- ネタを探してテーマを決める
- より細かいストーリーを考える
- 登場人物や性格を決める
- 構図であるネームを描いていく
- 漫画の原稿用紙に描く

【初心者向け!漫画の描き方ステップ1】
ネタを探してテーマを決める
まずはどんなストーリーにするのかテーマを決めましょう!!
テーマは話の軸になるものなので、しっかり決めておかないとブレてしまい、最終的にチグハグな内容になる可能性があります。
- 最近興味があること
- 好きなものや好きな景色
- 憧れの人物像
- 漫画を通して発信したいこと
テーマによって漫画の難易度が決まるわけではないので、自分が今一番力を入れて描きたいと思うものを描いてみましょう。
まずはどんなテーマでもいいのでとりあえず筆を動かしてみることが大事です!!

【初心者向け!漫画の描き方ステップ2】
より細かいストーリーを考える
ざっくりとテーマが決まったら、次はより細かいストーリーを考えていきます。
この細かいストーリーはプロットと呼ばれるもので、漫画の全体像をよりわかりやすくするための工程です!!
例えば「野球漫画」が描きたいなら、どのような全体像にするかを考えてみましょう!
中学時代、才能はあるもののケガをしてしまった選手が、高校で野球を再開。仲間と切磋琢磨しながら上達し、甲子園で優勝を目指すストーリー
ここで大切なのは、何かしらのメッセージ性を物語に入れることです。
例えば野球の楽しさや友情の大切さなど、伝えたいことが明確だとより読者を引き込むことができます!
まずは全体のプロットを作ってから、細かいストーリーを考えるようにしてみてください🌟🌟
【初心者向け!漫画の描き方ステップ3】
登場人物や性格を決める
プロットが描けたら、今度はキャラクターを作っていきます!!
キャラクターは一見作るのが難しそうに感じますが、ポイントを押さえると簡単に作れます🌟🌟
ポイントとは大きく2つあり、キャラの内面と外見です。
- どんな性格か
- どのような過去があるか
- 見た目は女性か、男性か
- 身長や体重など、見た目の特徴はなにか
- 漫画内でどのような役割があるか
たとえば野球漫画であれば、チームにはどのような人がいて、どんなライバルが出現するのかなど、思いつく限り書き出してみてください!
「この物語にはどんな性格のキャラクターがいれば成立するか」なども考えてみましょう🌟

【初心者向け!漫画の描き方ステップ4】
構図であるネームを描いていく
おおまかなストーリーが決まったら、構図であるネームを描いていきます🌟ネームは簡単に言うと、漫画の下書きみたいなものです!
ネームを書くときのポイントはコマの大小を意識したり、色味を意識したりすると、より読みやすい漫画になります!!
簡単なコツは「重要なページではコマを大きく描き、対してそれほど重要ではないページではコマを小さく描くこと」です。こうするとメリハリが生まれ、より見やすい漫画になります。

【初心者向け!漫画の描き方ステップ5】
漫画の原稿用紙に描く
ネームが完成したら、漫画の原稿用紙に本描きしていきます!!
漫画原稿用紙には以下の手順で描いていきます。🥰
- ざっくり下書き絵をしてペン入れする
- 境界線を入れてからベタ塗り
- はみ出た部分を修正ペンで直す
- セリフや効果音を書き足していく
ひとつひとつ、全ページで進めてから次の工程に移ると、効率よく描けるためおすすめです。
まずはクオリティは重視せずに、完成を目標として描き進めていってください💓
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クオリティの高い漫画を描く7つのコツ

こちらでは、よりクオリティを上げる漫画のコツを7個にまとめました!🌟🌟
- わかりやすいように下書きをする
- キャラクターはシルエットと色で差別化する
- 吹き出しの文字は大きくする
- 起承転結は常に意識しておく
- 塗り残しやはみ出した部分は必ず修正
- 効果音を入れてインパクトを出す
- プロや知り合いに意見をもらう
ぜひ参考にしてみてください!!🥰🥰

【クオリティの高い漫画を描くコツ1】
わかりやすいように下書きをする
漫画のクオリティは下書きによって決まってきます!
ざっくり描きすぎていたり、線が雑だと、どの部分にペン入れしたら良いか分からなくなるので注意が必要です。
後の自分に楽をさせるイメージで、下書きはしっかりわかりやすいように描きましょう!!

【クオリティの高い漫画を描くコツ2】
キャラクターはシルエットと色で差別化する
キャラクターを設定する時に重要なのは、見た目です。漫画は基本白黒なので、見た目の差別化はかなり重要になってきます。
ポイントはシルエットで、どのキャラクターかわかるようにする事です!!🥰
- 太っている
- 筋肉がある
- 高身長
など、一言でシルエットといっても、いろいろなものがあります!
他にも白髪、黒髪など、髪型や服装の色で区別するのもおすすめです。

キャラクターイメージが完成したら、シルエットで考えてみることもおすすめです!
【クオリティの高い漫画を描くコツ3】
吹き出しの文字は大きくする

吹き出しの文字は必ず大きくしましょう🌟どんなにストーリーが良くても、読みにくければ意味がありません。
具体的には、吹き出しにギリギリつかないくらいの文字の大きさにしましょう。
不安な人はセリフが完成してから自分や友人に読んでもらい、読みにくくないか確認するのがベストですね!
なお、吹き出しの種類は以下の通りです。
- キャラクターが話している吹き出し
- 心理的な描写の吹き出し
- 語り手の吹き出し
吹き出しにもたくさんの種類があるので、誰が話しているのか、書き分けるのも良いですね!

【クオリティの高い漫画を描くコツ4】
起承転結は常に意識しておく
起承転結は常に意識しておくことが大切です。起承転結がないと、物語がうまく進められず、チグハグな印象になってしまいます。
- 起:背景や事前の情報
- 承:本題への導入
- 転:ストーリーが大きく展開する
- 結:メインの出来事への対処、終結
漫画は細かいイラストを多く描くため、描いているうちに話が脱線することも少なくありません。
話が大きく外れてしまわないためにも、物語の基本となる起承転結は大切です!!

【クオリティの高い漫画を描くコツ5】
塗り残しやはみ出した部分は必ず修正
塗り残した部分やはみ出している部分などは必ず修正しましょう。プロに見せる場合は、特に必須です!
細かい点もしっかりみられるため、塗り残しやはみ出しがあると「なんか雑な漫画だな」と読者に感じさせてしまいます。
修正の方法は修正液のホワイトを使ってていねいに消していきます🌟🌟他にも塗り残した部分が自分で分からない場合は、友人にチェックしてもらうのも良いでしょう。

【クオリティの高い漫画を描くコツ6】
効果音を入れてインパクトを出す
漫画を演出する描き文字や、効果音を入れることも大切です。ただキャラクターが話しているだけの状態よりも、多くのインパクトを与えられます。
- ドンッ!
- カジャン!
- どきっ
- ザーザー
- ガヤガヤ…
文字は手書きで入れたり、他の文字より小さくしたり、薄くしたりと、吹き出しよりも差別化するとよりシーンを演出できます。

【クオリティの高い漫画を描くコツ7】
プロや知り合いに意見をもらう
自分ではわからない点も多いため、人に見てもらって第三者の意見を取り入れる事はとても大切です。
1人で描いていると自分の世界に入ってしまい、大きなバランスのゆがみやパースの崩れなどがわかりにくくなります。
そんな時に、漫画を描いていない他の人からの意見はとても参考になるため、積極的に見せるようにしましょう!!
- 家族や友人
- 漫画投稿サイト
- SNSのフォロワー
など、いろいろな人に見せてみてください!

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漫画を描き終えたらすること3つ

漫画は、描いたら終わりではありません!そこからどのように行動するかで、自分の実力が大きく変わります。
そこでこちらでは、漫画を描き終えたらすることを3つにまとめました!🌟🌟
- 他の人に見せて感想をもらう
- プロにアドバイスをもらう
- ポートフォリオとしてサイトやSNSにあげる
ぜひ参考にしてみてください!!🥰

【漫画を描き終えたらすること1】
他の人に見せて感想をもらう
自分の絵に対して、人から意見をもらうのは重要です💓💓
客観的なアドバイスをもらうことで、自分ではわからなかった間違いや不自然な点を修正できます。
- 友達や漫画仲間に見てもらう
- 知り合いから添削を受ける
など、とにかく多くの人に見てもらうようにしましょう🌟

【漫画を描き終えたらすること2】
プロにアドバイスをもらう
レベルの高い人に見てもらってアドバイスをもらうことも重要!
漫画仲間や友達とはまた違った着眼点で、添削してもらえます。プロと絡むにはオンラインサロンやSNS、ココナラなどが便利なのでぜひ活用してみてください!

【漫画を描き終えたらすること3】
ポートフォリオとしてサイトやSNSにあげる
ポートフォリオとは簡単にいうと作品集のことです。仕事を受けたり、出版社にアピールするときなどに「自分はどういった絵を描いているのか」を示すためのものです。
また、SNSにアップすることによって、より不特定多数の人に作品をみてもらえるため、意見もたくさん取り入れられます。
ポートフォリオを作ることによって、自分が今までどれくらいの漫画を描いてきたかが一覧でわかるため、これからのモチベーションにもつながりますよ!

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